SmartCloud コラム

Deeptector導入までのプロセスは?

2022.10.05画像認識AI

NTTコムウェアが提供する画像認識AI「Deeptector」は主に法人向けに販売をしており、ビジネス課題解決のために導入されています。そのため、導入を決定する前に課題解決ができるかどうかの調査や検証作業を実施するケースが大半です。
今回は、当社の画像認識AI「Deeptector」を導入するまでの主な検討事項・プロセスを紹介いたします。

 

1.お客様のビジネス課題の把握

Web等でお問い合わせがあると、当社担当者からご連絡をいたします。業務内容やその業務にかかる時間・人数、どのような課題を抱えているかを、担当者からヒアリングさせて頂きます。画像認識AIによる判定対象物の画像もご提供頂ければイメージもよりつきやすいですが、対象物が大きすぎて画像を用意できない、球体のため回転させて撮影をすることが難しいなどの場合や、守秘義務契約を結ぶ前に画像の提供は難しいなどの場合には、担当者が訪問して現場を見学することもあります。この時点で、導入に見合う費用対効果についても検討します。

process-to-introduce-deeptector-image.jpeg

 

2.トライアル実施

さらに、画像認識AI「Deeptector」にて学習モデルを作成し、お客様に判定精度を確認頂く「トライアル」に進む場合は、学習モデルを生成するための学習画像データを準備頂きます。トライアルは有償となりますが、実際に得られた判定結果から導入可否や運用上の課題を判断することができるため、ほとんどのお客様が行います。

基本的に画像はお客様にてご用意、当社にご提供頂きますが、画像データの準備から支援することも可能です。カメラや照明などの機材をメーカーからレンタルし、撮影のアドバイスを致します。

※こちらの記事「AIに良い学習データ、良くない学習データとは?」も参考ください。

一定期間取得した判定結果と考察を踏まえて、トライアル結果としてお客様へ報告します。考察については本導入の際の課題と解決策も提供致しますので、「次に何をしなければいけないか」が明確になります。

 

3.導入準備

トライアルを経て、導入を決定した場合は必要な環境を準備します。画像認識AI「Deeptector」はクラウド版、インストール版から選べ、インストール版の場合は必要となるハードウェアを調達して頂きます。また、画像撮影のためのカメラやネットワーク環境の構築も必要となります。通常はお客様による作業となりますが、これらをまとめて当社に依頼されるお客様も多いです。ソフト導入だけでなく、環境準備まで一貫してご依頼頂けるのが当社の強みです。

 

画像認識AI「Deeptector」の導入までの調査・検証内容はお分かり頂けましたか?
導入までに時間やコストもかかることから、慎重に検討をされると思います。当社では、導入して頂いてからも確実に効果を出していただけるようにサポート致します。

画像認識AIの導入について迷っている、お困りのことがございましたら、ぜひお問い合わせください。
 

 

「Deeptector」はNTTコムウェア株式会社の登録商標です。

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