SmartCloud コラム

【レビュー】無料でトライアル:初期設定編

2020.04.01事例/手順

【第3回:初期設定編】無料でトライアル利用してみました

DevaaS 2.0の環境にVPN接続できるようになったので、開発用クライアントやCI/CDサーバー、試験サーバーなどを設置し、開発環境を整えてみましょう。

 

 
devaas-14.jpeg

新規テナント作成

DevaaS 2.0では、開発環境は「テナント」という単位で管理されます。開発プロジェクトにテナントを割り当てると考えるとよいでしょう。新規テナントを作成すると、指定したリソース量の仮想マシンの動作環境が割り当てられます。このリソースの範囲内で各種サーバー、クライアントを動作させることになります。

テナントに割り当てるリソース量は「リソースプラン」として定義されているので、必要な容量を割り当てましょう。ディスク容量は必要量を指定すると15GB単位で上に丸めて設定されます。

 

article14_1.pngテナント管理:まずはテナントを整えます

 

 

CI/CD環境のセットアップ


作成したテナントに、開発用クライアントやCI/CDサーバーなどを作成します。個別に作成することもできますが、「かんたん設定」を使うとウイザード形式で作成できます。

テナント一覧から作成したテナントのテナント名をクリックして、テナントのダッシュボードを表示します。メニューの「オーケストレーション」をクリックすると「かんたん設定」のウイザードが呼び出されます。

開発用クライアントの作成


まず、開発用クライアントを作成します。開発者はこのクライアントに接続して開発作業を行います。
仮想マシンとして作成されるので、OSの種類や作成する数を指定します。仮想CPUやメモリ、ディスク容量などは固定です。

 

article14_2.png

開発クライアント設定:スペックを選択します

 

試験サーバーの作成


次に試験サーバーを作成します。試験サーバーは開発したアプリケーションを動作させる環境を構築するための仮想マシンです。OSやスペック、作成する数を指定できます。

OSは以下の中から選択します(バージョンは変わる場合があります)。

 

Red Hat Enterprise Linux 7.3
CentOS 7.3
Ubuntu 16.04 LTS Desktop JP-remix
Ubuntu 16.04 LTS Server
Windows Server 2012 R2 Datacenter
Windows Server 2016 Datacenter

 

また、スペックは以下の中から選択します。

 

1Core 4GBMem
2Core 8GBMem
4Core 16GBMem

 

各サーバーに割り当てるCPUやメモリの合計は、テナント作成時にテナント全体として指定したリソースが上限となります。各サーバーの作成時は控え目に割り当ててておいて、必要に応じて割り当て量を増やすとよいでしょう。

 

CI/CDサーバーの作成

最後にCI/CDサーバーの作成を行います。CI/CDサーバーには、ソースコード管理などの開発に必要な機能をインストールして使用します。かんたん設定では特に指定する項目はありませんので、確認だけ行ったら「送信」をクリックして各仮想マシンの作成を指示します。

article14_3.png

CI/CDサーバーの作成:設定を確認します

 

各仮想マシンへのアクセス方法の整理


作成した各仮想マシンへのアクセスを整理しておきます。アクセスに必要なユーザーIDとパスワードは「DevaaS 2.0操作マニュアル(DevaaSポータル編)」の62ページ以降に記載されています。

 

ログインするために必要な情報

ログインするためのパスワードには、以下の情報が必要となります。あらかじめ確認しておくとよいでしょう。


【必要な情報】

・テナントID:テナント情報を照会することで確認できます。

 テナント情報を照会するには、テナント一覧から確認したいテナントの「設定」をクリックします。使用するのは下4桁のみです。

 

・マシン種別:以下の通りです。

  開発用クライアント 2
  試験サーバー 3
  Eclipse Teamサーバー 6
  Seeker サーバー 7

開発用クライアント/試験サーバーのユーザーIDとパスワード

開発用クライアントはWindows 10が動作しており、ダッシュボードからコンソール接続、あるいはRDPで接続することになります。ログオンする際のユーザーIDはマニュアルを参照します。パスワードは↑の通り、テナントIDとマシン種別(例えば、開発用クライアントなら2)で構成されます。
試験サーバーのOSはWindows、あるいはLinuxなので、OSによってユーザーIDが異なりますが、パスワードは共通です。

 

CD/CDサーバーにはログインできません

CI/CDサーバーは、ダッシュボードから各種開発ツールのインストールを行うので、直接ログインすることはできません。
接続に成功したら、Webブラウザを使ってポータルにアクセスします。

ツールのインストール

CI/CDサーバーへのインストール

それでは、まずCI/CDサーバーへのツールのインストールを行ってみます。ここではソースコード管理用にGitLabをインストールしてみます。
ダッシュボードから「CI/CDコントロール」をクリックします。CI/CDサーバーの管理が行える様になるので「ツール一覧」の「ツールの追加」をクリックします。インストールするGitLabをチェックし、「送信」ボタンをクリックして、インストールを実行します。インストールの状況は実行ログで確認できます。

 

article12_1.png

CI/CDサーバーへのインストール:ツールを選択します

 

インストールが完了したら、CI/CDサーバーの管理画面に戻ります。

article14_5.png

CI/CDサーバ-の管理:インストールしたツールが表示されます

 

ツール一覧にGitLabが追加されているので、テナント内、テナント外からのアクセス用リンクをクリックしてGitLabにアクセスします。ログインすると、サンプルのプロジェクトが作られていることが確認できます。必要に応じて、ユーザーアカウントの作成などを行ってください。

開発用クライアントへのツールのインストール

開発用クライアントへのツールのインストールも行ってみましょう。ここではソースコード管理用のクライアントであるGit for Windowsをインストールします。
ダッシュボードから「CI/CDコントロール」をクリックし、「開発用クライアント」をクリックします。開発用クライアントの管理が行える様になるのでソフトウェアインストールからGit_for_Windowsをチェックし、対象開発用クライアントを選択します。インストールにはWindowsの管理者権限が必要なのでユーザーIDとパスワードを入力します。
※管理者権限パスワードを変更していない場合は、↑のユーザーID/パスワードとなります。

「送信」ボタンをクリックし、インストールを実行します。インストールの状況は実行ログで確認できます。インストールが完了したら、開発用クライアントに接続してインストールされていることを確認します。
なお、開発用クライアントは、必要に応じて個別にツールをインストールすることもできます。


DevaaS 2.0では、このように、開発環境をWebブラウザから簡単に構築、ダッシュボードで一括管理することができます。1から環境を構築するよりも短時間で開発環境を構築できるメリットを感じられるのではないでしょうか。用意されている開発ツールを活用するのはもちろん、開発プロジェクトに合わせて自由にカスタマイズすることもできるので、幅広いプロジェクトに対応できるのもメリットです。

 

article14_4.png

ダッシュボード:テナント全体を俯瞰し、一括管理することができます

 

 

 

 

 

(日本仮想化技術株式会社 代表取締役社長兼CEO/宮原 徹)   

 

 ※記載されている会社名、製品名、サービス名は各社の商標または登録商標です。

 ※記載されている情報は、記載日時点のものです。現時点と異なる場合がありますので、あらかじめご了承いただくとともに、ご注意をお願いいたします。

 

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