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2022.03.29画像認識AI
「画像認識AI」と言っても、さまざまな種類があり、それぞれ機能が異なります。「うまく活用できれば業務効率になると思うけど、パンフレットやサイトを見ても、実際の利用シーンがイメージできない」と、一歩踏み出せない方もいるのではないでしょうか?
今回は「Deeptector」の5つの判定パターンのうちの1つ「領域検出型」にて、身近な例を用いて画像認識AIがどのように役立つのか説明いたします。
領域検出型は、検出対象の形状や領域を表示する判定パターンです。「Deeptector」は「セマンティック・セグメンテーション」と「インスタンス・セグメンテーション」の2種類の領域検出型を搭載しています。それぞれ何が違うのかを見ていきましょう。
街中の道路を歩いている人と車の写真があります。それぞれの判定パターンで見え方が異なります。それぞれの特徴、強み・弱みも見てみましょう。
など
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さて、身の回りでこの技術を使えないか考えてみましょう。
テレワークになったり、出社の回数が減ったりして、運動不足で太ってしまった方もいるかもしれません。食事に気を付けるにも、栄養バランスの良い献立を毎食考えるのは面倒ですよね。。食事の写真を撮るだけで、栄養のバランスがわかるとしたらどうでしょう?1回分の食事と言えども、さまざまな食材が入っているので、セグメンテーションをしてみると面白そうですね。
栄養のバランスの良し悪しを、食事に含まれる緑黄色野菜の比率で決めるとします。さまざまな緑黄色野菜の画像を取り込み、緑黄色野菜をクラスとして判定できるように「Deeptector」に学習させます。セマンテック・セグメンテーションでは画像からクラスのピクセル数を出せるので、ピクセル数から何%緑黄色野菜が含まれているか判断し、栄養バランスが良いか悪いかがわかります。
もちろん、緑黄色野菜以外にも食材・食事を判定できるように学習させて、栄養成分を割り出すようにすれば、ダイエットにも応用できそうです。お子様がいる方は毎日の食事の写真を撮影・判定して、成長期に合う、栄養バランスのよい献立を考えるのに活かせるでしょう。
画像認識が身の回りでも活用できることが伝わりましたでしょうか?まずは、「画像認識でこんなことはできないかな?」「あんなことは難しい?」という、漠然としたご相談でも構いません。NTTコムウェアはあなたの会社の課題解決をお手伝いいたします。